「四国周遊型ワーケーション推進協議会」発足。オール四国で都市からの呼び込みを強化

2021年1月29日

新型コロナウイルスの感染などの影響もあり、テレワークや働き方の変化の一つのムーブメントとして近年関心の的となる「ワーケーション」。四国4県やJR四国では、これをうけて推進協議会を発足し、既に新たな動きが生まれています。

 

「四国周遊型ワーケーション推進協議会」が発足


(画像:https://news.ksb.co.jp/article/14143190より抜粋)

四国4県、およびJR四国などからなる観光地域づくり法人(広域連携DMO)、「四国ツーリズム創造機構」では、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐべく三密回避のための地方志向、IT技術を駆使したテレワークによる働き方の変化や多様化といった動きを背景として、テレワークと観光を組み合わせた「ワーケーション」の四国全域への呼び込み、および長期的には地方移住の拡大に結び付ける目的で、「四国周遊型ワーケーション推進協議会」を設立しました。

今後は、WEBミーティング等を活用しつつ議論を繰り返し行い、四国エリアを周遊してのワーケーションの実現に向けた取り組みを加速し、ワーケーション受け入れの体制整備や情報発信にも取り組んでいく予定です。

 

団体の概要

名 称:四国周遊型ワーケーション推進協議会(愛称:しこくるりワーケーション)
事務局:一般社団法人 四国ツーリズム創造機構 内(香川県高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー タワー棟3F)
設立日:令和3年1月28日(木)
代表幹事:半井 真司(一般社団法人 四国ツーリズム創造機構 代表理事)
幹事:桑村 琢 (一般社団法人 四国ツーリズム創造機構 事業推進本部 本部長)
事務局長:安藤 栄祐(一般社団法人 四国ツーリズム創造機構 事業推進本部 副本部長)
アドバイザー: 床桜 英二(徳島文理大学 総合政策学部教授・地域連携センター副センター長)
 

会員

一般社団法人 三好みらい推進創造協議会、新野シームレス民泊推進協議会、小豆島観光戦略会議、株式会社 ソラヤマいしづち、一般社団法人 幡多広域観光協議会、全日本空輸株式会社、日本航空株式会社、四国旅客鉄道株式会社
 

協議会の主な事業内容

・周遊型ワーケーション推進のためのモニターツアー、実証実験の企画・実施

・都市圏などに向けた各会員の情報発信

・各会員間の交流・ネットワーク構築、ワーケーションの啓蒙、受入整備

(上記はテキスト・画像いずれもhttps://shikoku-tourism.com/info/174 より抜粋+成型)

 

設立総会の様子


(動画出典:https://www.youtube.com/channel/UCH9jlbggZY_mRx7Q0k49TuQ公式チャンネルより)

四国周遊型ワーケーション推進協議会の設立総会は1月28日に高松市で行われました。出席者は小豆島観光戦略会議(香川県)、三好みらい創造推進協議会(徳島県)などの観光関連団体、およびJR四国、日本航空、全日本空輸の代表者ら12人です。総会は同機構の半井真司代表理事(JR四国会長)による「コロナ禍での新たな仕事、観光の在り方として注目を集めるワーケーションの四国ならではのスタイルを発信し、地域の活性化へと結び付けたい」という挨拶で開始され、協議会専門アドバイザーであり徳島文理大学 総合政策学部教授・地域連携センター副センター長を務める床桜英二教授が、周遊型ワーケーションの意義と課題を説明しました。(後述)

(「徳島文理大学/床桜英二教授」画像:https://news.ksb.co.jp/article/14143190より抜粋)

また、協議会の代表幹事には「四国ツーリズム創造機構」より半井代表理事が選出。

「周遊することに四国の魅力がある、これがよその地域との違いだろうと。新しい仕事の仕方に合った需要というのを取り込んでいくということが重要だと思います」

と述べました。(参考:https://news.ksb.co.jp/article/14143190

(「四国周遊型ワーケーション推進協議会/半井真司 代表幹事」画像:https://news.ksb.co.jp/article/14143190より抜粋)

参加した各社・各地域の自分たちの事業概要を紹介したり、ワーケーションの取り組みについての現状を報告したり、今後のワーケーションに対する取り組みへの期待などが詳しく述べられる場面もありました。最後に、新たに設立された協議会主催事業として、2020年春以降、都市圏のワーケーションにおけるニーズを把握するために調査を行うべく四国の各エリアを繋いだ周遊型ワーケーションのモニターツアーを実施する旨や、四国内各所のワーケーションをワンストップで紹介するプラットフォームの整備などについて、議論が交わされました。

 

四国のワーケーションの「いま」と「これから」

総会において徳島文理大学の床桜教授は、新型コロナウイルスの感染拡大などに触れながら「危機に直面すると新たな仕組みに注目が集まる」ものだと指摘しました。さらに、ワーケーションは通勤時間を休暇やリフレッシュに充てることができるという点で時間を有効活用できる一方、「生産性の低下や情報漏洩(ろうえい)のリスクを懸念する企業もある」という現実も強調しました。

 

これからのワーケーションに欠かせないポイントは?

床桜教授は、ワーケーションに欠かせないポイントの一例として次の点を提示しています。

・ネットの速度やコワーキングスペースといったテレワーク環境の整備

・釣り、サーフィンなど体験メニューの開発とサポート態勢

・現地までの移動手段の確保

・ニーズに応じた価格設定

その上で、氏は協議会において参加者同士で立場の違いはあるものの「ワーケーションを生かした地域の再生、活性化という方向性を見失ってはいけない」と呼びかけました。
(参考:https://www.sankei.com/west/news/210213/wst2102130002-n1.html

 

廃校活用、企業の研修などで取り組み開始も

協議会に加わった団体や企業の取り組みで、既に始まっているものもあります。

たとえば、石鎚山系を拠点として愛媛、高知両県で活動する地域観光サービス統括会社「ソラヤマいしづち」は、働き方改革に力を入れる企業トップの講演や参加者によるワークショップ、電動アシスト付き自転車での移動を盛り込んだ3泊4日のモニターツアーを企画中です。

また、一般社団法人「三好みらい創造推進協議会」は、廃校を活用し、企業研修や合宿を受け入れる施設を2021年6月にオープンする予定です。同協議会は、都市の企業にとってはワーケーションの受け入れ先の選択肢が四国以外にも多数あり「どんなメリットがあり社員の成長につながるか、腹落ちしないと選ばれない」と指摘し、成功させるには「オール四国で呼び込みを強化することがカギになる」と強く訴えています。
(参考:https://www.sankei.com/west/news/210213/wst2102130002-n2.html

 

「四国ツーリズムセミナー」がオンラインにて開催

四国周遊型ワーケーション推進協議会を運営する「四国ツーリズム創造機構」では、イベントとして「四国アライアンス」主催による「四国ツーリズムセミナー」を2月25日にオンラインにて開催する予定です。

 

セミナー概要

セミナーは2021年2月25日(木)13:30~15:30(接続開始13:15~)に観光関連事業者(宿泊・飲食業、道の駅、ガイド他)や自治体、 DMOなどを対象にオンライン(Zoom)で行われます。講演やパネルディスカッションを通じて、四国ツーリズムのアクティビティや四国遍路と連携したサイクルツーリズムについて考える機会として活用することができます。参加費は無料です。

 

講演の内容

テーマは「四国に根ざしたガイドによるリピーターづくり」。講師として「株式会社アーチ・ヒーロー北海道」より代表取締役髙橋幸博氏を迎えます。

 

パネルディスカッションの内容

テーマは「サイクルツーリズムを滞在型観光やインバウンド観光に結び付けるには」。パネリストとして「株式会社わっか」より代表取締役村上あらし氏、「株式会社四国遍路」より代表取締役佐藤崇裕氏、「株式会社AWA-RE」より代表取締役榮高志氏の三名を迎得る予定です。

 

問い合わせ先

本イベントについての情報は、「伊予銀行 地域創生部 野本 電話:089-907-1074」まで。
(参考:https://shikoku-tourism.com/info/173)

 

■会社概要

会社名:四国ツーリズム創造機構
代表者:代表理事 半井真司
事務所所在地:〒760-0019 香川県高松市サンポート2-1 高松シンボルタワータワー棟3階
設立日:2009年 7月31日
URL:https://shikoku-tourism.com/

 

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP