【環境問題】レジ袋有料化を皮切りに、国をあげて海洋環境問題に取り組み始めた我が国、日本

30年後の2050年には海洋プラスチックごみの量が海にいる魚の数よりも多くなると予想され、世界で年間800万トンにものぼるごみの8割以上はアジア諸国から出ているとも言われております。

このままでは我々の孫の世代が海で遊べないなんて時代になってしまうかもしれません。
我々の世代で対策を行い、子供、孫の世代に綺麗な海を返したいですね。

このような深刻な状況下、日本企業は脱プラスチックに関して、どのような取り組みを行なっているのでしょうか?
身近な所では、プラスチックストローが紙製ストローに変更されつつあります。又、ランチのテイクアウト等で利用されてきたプラスチックの容器も紙製のものに変わりつつあります。

このような取り組みは増えてはいるものの、周りを見渡すと1日に1回はプラスチックを目にします。
そのような中、子供達の関心を高める為に、トレジャーアイランドプロジェクトチームが人気のNintendo Swtitchソフト「あつまれどうぶつの森」内に「トレジャーアイランド」を建設した。
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特設サイト:https://treasure-island.jp/

■住人はすべて絶滅危惧種 持続可能な水上都市「トレジャーアイランド」とは

トレジャーアイランドは、「国連人間居住計画(UN-Habitat)」で取り上げられた、気候変動をはじめとする様々な地球環境の問題を解決する可能性があると言われる「水上都市」をイメージしている。
島内には、絶滅危惧種をモチーフにしたたくさんのどうぶつたちが暮らしており、遊びに来るユーザーを出迎えます。豊かな自然の中では、釣りや虫取りなどの様々なアクティビティで遊ぶことが出来るが、虫や魚をとりすぎたユーザーには厳しい罰が与えられたりと、随所にゲームを通じて環境問題に触れる仕掛けが施されています。その他、絶滅危惧種を展示している博物館や、今後失われてしまう食材を学べるレストラン、エネルギーを自家発電で賄うための浄水・発電施設など、環境問題や持続可能性について、楽しく学べる要素が盛り込まれている。

• 「トレジャーアイランド」全体MAP&ポイント詳細

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A:魚釣り場

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B:虫取り場

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C:レストラン

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D:住民エリア

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参照 : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000066949.html

国際環境NGOコンサベーション・インターナショナル :https://www.conservation.org/japan

島の住民たちはトキやグレービーシマウマなど絶滅危惧種がモチーフとなったどうぶつばかりで住民との交流を楽しみながら環境保全への理解も深められるのが面白い所。

又、海洋環境の破壊だけでなく、乱獲という水産資源の問題も取り上げている。
島では自然の恩恵によって様々な虫や魚が取り放題。トレジャーアイランドは「環境を保護し生物たちの多様性を尊重しよう」というメッセージを発信し、東京海洋大学の勝川准教授監修のもと、島に生息する生物の実態を知り、考えるきっかけを作っている

水産資源の管理や海洋環境の保護は、養殖業も含めて、漁業を営む人々にとって、損をするものではなく、長期にわたり漁業が続けられるという面で利益に繋がります。

子供達への関心を高める取り組みとの事ですが、今まで関心を高めれなかった大人も是非これを機会に子供達と一緒に遊びながら勉強してみては如何だろうか?

2019年に国内企業経営者を対象として行われた調査によると、SDGsを「知っている」「ある程度、知っている」と回答した企業は合計約77%で、前年から15%以上増加している。その内、具体的な取り組みをしている企業は約40%と限定的なのが実情です。

ゲーム業界のSDGsへの取り組みはどうだろうか?

任天堂は「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする」というスローガンの下、CSRの取り組みを企業HPで説明している。大手ゲーム会社も同様にHPなどでCSRやSDGsの取り組みを説明しているが、総じて言えるのは先にあげた食品業界などと違って身近な具体的な例が少なく非常に分かりづらい。

今回、任天堂が取り組んだ「トレジャーアイランド」はゲームかもしれないが、細部までこだわり、環境問題を考えるきっかけ以上のものが得られる内容となっており、ゲーム業界として具体的なSDGsの取り組みを示した秀逸な取り組みです。

いつまでも安心な海の恵みを頂く為にも、大切なのはマインドシフトです。小さな行動無しには問題は変えられません。今回の任天堂の取り組みはそのきっかけになると考えております。

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