企業と温泉地のマッチングを行う「温泉ワーケーション」サイト「ONSEN WORK」がオープン!

2021年4月2日

ワーケーション先として「温泉」はいかがですか?通信事業大手のBIGLOBEより、近年のハイブリッドな働き方の登場や自社のノウハウ、実証実験の結果などを契機で生まれた「温泉ワーケーション」サイトが登場、法人企業と温泉宿のマッチングが可能となるようです。

ビッグローブの記者会見「企業向けワーケーションの取り組みについて」

(画像:BIGLOBEが「温泉ワーケーション」事業、企業と温泉地のマッチングサイト「ONSEN WORK」オープン – INTERNET Watchより抜粋)

ビッグローブ株式会社(BIGLOBE)が「企業向けワーケーションの取り組みについて」と題した記者会見を3月17日に開催しました。内容は、同日にグランドオープンした、BIGLOBEが運営する温泉宿と企業をワーケーションでつなぐサイト「ONSEN WORK」についての説明や、ワーケーションの期待や課題を語るトークセッションです。記者会見の第1部として、まずBIGLOBE代表取締役社長の有泉健氏が登壇。有泉氏は「ワーケーションで三方よし」をキャッチフレーズに、企業向けワーケーションにチャレンジしていくことを宣言しています。

「ワーケーションで三方よし」

有泉氏によれば、企業向けワーケーションへのチャレンジのきっかけは3点あるとのこと。主にISPとしてのバックボーンからアピールしています。

まず1点目のきっかけは、ハイブリッドな働き方の登場です。BIGLOBEでは出社前提の勤務態勢を見直しており、通常のオフィスと在宅、それからサテライトオフィスとハイブリッドな働き方を導入してきました。2点目は、通信サービス事業としてBIGLOBE自身がリモートワーク/テレワークに必要な光回線、モバイル通信、Wi-Fiといったワーケーションに役立てられる通信サービスを提供していることです。さらに3点目として、温泉大賞があります。BIGLOBEは『BIGLOBE旅行』という旅行サービスを提供しており、その中で12年の長きにわたって、『みんなで選ぶ温泉大賞』という企画を続けてきた」と、日本各地の温泉地の長い付き合いがあることを説明。しかし、コロナ禍により、温泉地もダメージを受けていることから、温泉大賞のネクストノーマルを作る意向を明らかにしています。

BIGLOBEの在宅中心ワーク

有泉氏はBIGLOBEを例に挙げ、同社がすでに在宅中心の作業で、出社は週に1日か月に数回という社員が90%以上である現状を述べました。また、それによって生ずる問題点も同時に言及しています。同社は相対的にテレワークが浸透している企業となっているものの、その上で非対面ワークスタイルのリスクとして、「コミュニケーション不足」や「管理工数増加」「異動・新入社員の不安増加」といった問題点も出てきているということです。そのため社員の中に、これまでにはなかったペイン/ストレスが溜まるようになってきている現象もあるようです。そこで有泉氏は、こうした現状をふまえつつ、企業としては「ハイブリッドな働き方と健康経営(福利厚生)」、社員には「ストレス快方、非日常での発想転換」、そして温泉宿には「企業から平日連泊の送客」が可能となる「ワーケーションで三方よし」を提案しました。曰はく、

「このストレス緩和には、ハイブリッドな働き方のオプションであるワーケーションが有効なのではないか。さらに温泉地にとってワーケーションというのは、平日の連泊という新たなニーズを創出しつつあるのではないかという考えにたどり着いた」

ということです。(画像・引用ともに:BIGLOBEが「温泉ワーケーション」事業、企業と温泉地のマッチングサイト「ONSEN WORK」オープン – INTERNET Watchより抜粋)

「ワーケーションで三方よし」の実証実験も

BIGLOBEは、すでに同社の社員によるワーケーション実証実験も開始しており、「ワーケーションで三方よし」の効果を計測中です。湯河原温泉や別府温泉といった全国各地の温泉地にてワーケーションを行い、経過を観測しました。すると、医学的視点でも自律神経バランスの改善効果が見られることが明らかになっています。また、社員のメンタリティへの効果もあり、ワーケーションによってモチベーションやロイヤリティも良い方向へと変化するのではないかとの推測に基づき、引き続き調査を実施中であるとのことです。これについては今後の続報が待たれます。

ONSEN WORKの発足

(画像:TRY ONSEN WORKATION プログラム _ 温泉ワーケーションを体験しよう! _ ONSEN WORKより抜粋)

有泉氏は、BIGLOBEのこれからの取り組みとして2点を挙げています。まずは、ワーケーションの効果・効能をより一般化してつまびらかにしていくことです。そのためにはBIGLOBEだけでなく、ほかの法人企業の協力が必要不可欠となります。さらに、受け入れ側となる温泉地に対して、リモートワーク/テレワークに適した通信環境の整備を提供していくことです。ONSEN WORKは、まさにこれらを実現するためにオープンしたプログラムです。

サービスの概要

ONSEN WORKは、法人企業と温泉宿をマッチングさせるサービスです。さらにこのONSEN WORKを活用して、BIGLOBEは「TRY ONESEN WORKATIONプログラム」をスタート。宿泊費やヘルスチェック費用をBIGLOBE側が負担することで、実証実験に参加する企業を募集しています。また、宿や温泉地に対しても、通信設備をはじめとしたリモートワーク環境の整備を手助けしていく意向を明らかにしています。

記者会見において有泉氏は最後に、伊東市をはじめとして今後は全国各地で同様の取り組みを進めていくことを発表しました。最後に有泉氏の言葉を引用します。

「温泉大賞のネクストノーマルとして、ワーケーションを知ってもらい、実現に向けて取り組んでいきたい」(参考:BIGLOBEが「温泉ワーケーション」事業、企業と温泉地のマッチングサイト「ONSEN WORK」オープン – INTERNET Watch

ONSEN WORKATIONの3つのメリット

1.温泉地でテレワークすることによって、働きながらも従業員の健康課題を解決します。
2.温泉合宿で社内コミュニケーションを促進します。
3.平日の温泉地に連泊することで、ピークタイムを避けて滞在が実現!温泉地の活性化にもつながります。

このように、働き方を変えるだけで日本を元気にするONSEN WORKATION(温泉ワーケーション)を試してみてはいかがでしょうか。

TRY ONESEN WORKATIONプログラム

今回のTRY ONESEN WORKATIONプログラムは、静岡県の伊東温泉と提携して進められており、発表会には伊東市の小野達也市長も登壇しました。小野市長はワーケーションを新たな宿泊マーケットとしてとらえているとしたうえで、次のように述べています。

「コロナ禍により伊東温泉は来客数が3割減、宿泊客数は4割減となっている。観光業を主幹産業とする伊東市が来客数を増やすための1つして、注目したのがワーケーション」

(画像・引用部分ともにBIGLOBEが「温泉ワーケーション」事業、企業と温泉地のマッチングサイト「ONSEN WORK」オープン – INTERNET Watchより抜粋)

プログラムでは温泉宿でテレワークをトライして、トライ後の効果検証に協力することが求められますが、宿泊費はBIGLOBEが全額負担するため無料、といった大きな利点もあります。(交通費は参加企業の負担です)

応募期間:2021/3/17 – 2021/5/17
実施期限:2021/7/30まで
参加条件
・正社員30名以上
・在宅勤務、テレワークを導入している
・参加人数 1社あたり最大4名まで
・滞在がすべて平日となる2泊3日(朝夕食事つき)
・人事ご担当者1名以上のご参加
・ワーケーション実施前、実施後のWebアンケートのご回答
・ノートパソコンを持参し、滞在時間の半分以上でテレワークを実施
・健康開発財団様監修による滞在前後のヘルスチェックのご協力
※インフォームドコンセントあり、ヘルスチェックは未実施の場合もございます
(参考:TRY ONSEN WORKATION プログラム _ 温泉ワーケーションを体験しよう! _ ONSEN WORKより抜粋・要約)

公式URL:TRY ONSEN WORKATION プログラム _ 温泉ワーケーションを体験しよう! _ ONSEN WORK

■会社概要

会社名:ビッグローブ株式会社
代表者:代表取締役社長  有泉 健
本社所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-4 品川シーサイドパークタワー
設立日:1986年4月 (前身:パソコン通信「PC-VAN」設立日)
URL:https://www.biglobe.co.jp

■本件に関するお問い合わせ

BIGLOBE 温泉地ワーケーション事務局
onsenwork@bcs.biglobe.ne.jp

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