人材開発をサポート!環境移送ベンチャーによる研修プログラム「オフィス型アクティブラーニングアクアリウム」が開始

2021年01月31日

サステナブル消費やSDGsへの関心が高まる中、社員のSDGsリテラシー向上に課題を抱え、研修にも難儀する企業が増えています。ここでは、そうした人材育成・開発の問題にアプローチすべく、環境移送の観点から注目を浴び続けている企業「株式会社イノカ」によるIoT志向の最新プログラムを紹介します。

 

「オフィス型アクティブラーニングアクアリウム」って何?


(画像:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000047217.htmlより抜粋)

 

「環境移送技術」の研究開発、および社会への実装を推進する「株式会社イノカ」は、2021年1月31日より、企業のSDGs推進と貢献へと寄与する研修プログラムとして「オフィス型アクティブラーニングアクアリウム(以下:ALA)」を開始しました。企業は、イノカに所属するアクアリスト(水棲生物飼育者)による専門知識、あるいはAI/ IoTを組み合わせた環境移送技術によって海洋の生態系をオフィス空間で再現することを通して、都市に居ながらにしてSDGsへと深く貢献することができるようになりました。

【補足1】:環境移送技術とは?

水質(30以上の微量元素の溶存濃度)をはじめ、水温・水流・照明環境・微生物を含んだ様々な生物の関係など、多岐に渡るパラメータのバランスを取りながら、自社で開発したIoTデバイスを用いて実際の自然環境と同期させ、特定地域の生態系を自然に限りなく近い状態で水槽内に再現するイノカ独自の技術のこと。

(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000047217.htmlより抜粋)

 

開発の背景

SDGsでの最重要課題である「自然資本の保護」

近年、日本では、ミレニアル世代(ミレニアルズ)(=1981年以降に誕生し、2000年以降に成人を迎えた世代。現在20代~30代が多い)の台頭や持続可能な投資、「サステナブル消費」といったトレンドも生まれ、総じてSDGsの重要性が広まりつつあります。2015年に採択されたSDGsウェディングケーキモデルでは、掲げられる17つの目標の中でもとりわけ「自然資本」が社会圏・経済圏を支える最も重要な階層であることが明らかにされており、環境対応を重視するESG(環境・社会・企業統治)投資は、世界の投資全体の約1/3を占めるまでになっています。

【補足2】:環境対応を重視するESG(環境・社会・企業統治)投資は世界中で約30.7兆ドル(約3200兆円)と投資全体の3分の1を占めています。気候変動対策や環境保全・保護に真剣なのかどうかが、いまや企業選別に際しての大きな基準となっているのです。

 

社内のSDGs教育は不十分なまま

いっぽう、こうしたSDGsの背景を含めたSDGsリテラシーについては育成手段が十分整備されていないのも現実です。企業では、社員に対するSDGs教育で課題を抱えるところも目立ってきました。企業研修は度々実施されていますが、いずれも短期的なものが殆どで、とりわけ「環境」に関する内容については積極的な取り組みも紹介されることが殆どありません。

 

サービスの概要

株式会社イノカによる企業のSDGs推進と貢献に寄与する研修プログラム「オフィス型アクティブラーニングアクアリウム(以下:ALA)」では、「水槽の中に再現したサンゴ礁の生態系を企業のオフィス空間に設置し、海洋生態系を育てていく」サービスです。実際に社員自らが繊細な海洋生態系の保持を「当事者」として受け持つことで、SDGsについて考える機会を生みます。また、これは水槽を中心としたコミュニティ活性化や、ライフスタイルや食事など身近な話題からサステナブル発想を結びつけられる人材を育成・教育し、日常的にSDGsを実践できる社内風土を確立することにも繋がります。

強みは「イノカの持つアクアリスト(水棲生物飼育者)の専門知識」、およびAIやIoTを組み合わせた「環境移送技術」。海洋の生態系をオフィス空間に完璧に再現することで、都市からでもSDGsに貢献する手段が用意されたと言えるでしょう。

 

今後の展開

今後は、当サービスを全国規模で展開していく予定です。短期で終わるものではなく、継続的なアクティブラーニング研修の1つとして、様々な企業でSDGsの意識を向上させることに役立つ見込みです。また、経営層向けにSDGsの戦略的活用を促進し、社員への研修を推進することで、SDGs時代の企業として組織のアップデートにも繋げます。

 

株式会社イノカのこれまでとこれから

概要と企業理念

「人と自然が、100年先も共生できる世界を創る」として掲げる東京大学発のベンチャー「環境移送」企業です。

 

事業内容

主に、IoT・AI技術を駆使して生態系を陸上に再現する『環境移送技術』の研究開発および社会への実装を推進しています。以下、生態系・水生生物について「ひろめる」「のこす」「いかす」活動が主軸となります。

生態系の価値を「ひろめる」…水生生物の価値をひろめる本物の生き物にふれる体験を通して、生き物の面白さや自然環境の現状を伝え自然を大切にする人を増やす活動

水生生物を未来に「のこす」…生態系を人工的に再現することで、今まで飼育が難しかった絶滅危惧種などを未来にのこす活動

生態系の価値を「いかす」…現在明らかになっている生態系の価値をソリューション化して企業に提案したり、さらなる生態系の価値発見のために、人工生態系を実験フィールドとして研究者に提供し、日本の科学研究を加速させる活動

(参考:株式会社イノカ 環境移送企業 -自然の価値を、人々に届ける-

 

実績

・2019年創業。

・教育機関でサンゴ礁の現状を学べる環境教育プログラムを実施し、オンライン化も行っています。

・日本で有数のサンゴ礁飼育技術を持つアクアリスト(水槽飼育者)×東京大学にてAI研究を行っていたエンジニアが中心となり、特定水域の生態系を陸上の閉鎖環境に再現することに成功しています。

・IoTを活用したサンゴの人工抱卵を実現しています。

・モーリシャスの環境回復プロジェクトに参画しています。(2020年~)

 

今後めざすもの

現在は研究機関と協同し、環境DNA分析やプロテオミクス技術などを活用し、海洋環境の健康診断技術の確立に向けた研究を推進しています。また当研究については、民間企業と連携して、環境保全活動や教育事業に取り組みつつ、新たなイノベーションを生む研究プラットフォームとしての活用も目指しています。

※サンゴ礁の保全についての類似記事はこちら

 

■会社概要 株式会社イノカに。

会社名:株式会社イノカ / Innoqua Inc.
代表者:高倉 葉太(CEO | Chief Executive Officer)
本社所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-4-7 GLOCAL GATE (第一誠ビル) 4F
設立日: 2019年4月
URL:https://corp.innoqua.jp/

 

■本件に関するお問い合わせ

株式会社イノカ
e-mail:info@innoqua.jp

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP