福岡市、ワーケーションでの宿泊費を一泊5000円分補助へ

2021年3月3日

ビジネスマンの訪問先として日本全国の大都市の中でも有数の利便性と繁栄をほこってきた福岡市。旅行以外の目的での来訪宿泊者に対する補助は今までありませんでしたが、今年6月より、3日以上市内に連泊する場合適用されるうれしい特典があるようです。

 

福岡での3日以上の滞在なら「ワーケーション」がおすすめ


写真提供:福岡市
福岡市では、余暇を楽しみつつ仕事を行う「ワーケーション」のツアーに関する企画として、3泊以上滞在する旅行者に対し、1泊につき5千円を補助する意向を明らかにしました。本取り組みは、国の観光支援事業である「GoToトラベル」の対象から外れた宿泊費用、たとえば出張目的などで滞在する場合の費用の一部を補助する目的で始められたものです。開始時期は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によって前後する可能性はあるものの、2021年6月中旬からを予定しています。市は現在、事業に協力する企業や団体もあわせて募っており、全市を挙げて「福岡型ワーケーション」の発信に取り組んでいる最中です。
市は、ワーケーション推進の目的について次のように発表しています。

新しい旅行スタイルであるワーケーションを推進し、福岡市の働きやすさや暮らしやすさを体感していただくことで、長期滞在や再来訪等に繋げていくことを目的としております。

(参考:福岡型ワーケーション推進に向けた「パートナー」の募集について _ お知らせ _ 公益財団法人 福岡観光コンベンションビューロー

 

旅行会社10社へ50万円ずつ補助も

福岡市はまた、ワーケーションに関するツアーを企画するための開発費として、旅行会社を対象に補助にも乗り出しました。市内の旅行会社10社に対して、それぞれ50万円ずつを助成しています。企画として、例えば、市内のホテルに滞在し、昼間はコワーキングスペース(共同利用型の仕事場)で仕事をし、夜はスポーツ観戦や屋台での飲食を楽しむなどの企画が考えられるでしょう。
 

パートナーとしての登録企業や団体も募集


(画像:福岡型ワーケーション推進に向けた「パートナー」の募集について _ お知らせ _ 公益財団法人 福岡観光コンベンションビューローより抜粋)
福岡市は、こうした福岡型ワーケーションを推進する目的で、旅行会社の企画とは別に、市のパートナーとして登録する企業や団体も募集しています。今後は福岡観光コンベンションビューローに推進事務局を設置し、出張を検討中の個人や企業の相談を受けつつ、相談内容に応じて、パートナー登録済みの企業や団体のサービスを案内する予定です。
 

◆パートナー募集概要

募集期間は、令和3(2021)年2月26日(金)~の随時募集となります。
募集対象(パートナーの条件)としては、福岡型ワーケーションの趣旨に賛同し、且つ次に掲げる条件を満たした事業者が対象となります。「ワーケーションに必要な要素であるいずれかのサービス(以下引用部分参照)を提供すること」「原則として福岡市内で行われるサービスを提供すること」「福岡型ワーケーションの周知及び利用促進に向けた広報面での協力を行うこと」「事務局や利用者等からの問い合わせや予約の申し出等にちゃんと対応ができること」

【募集するパートナーのジャンル、内容・条件等】

  • ワークスペース:
  • Wi-Fiや電源等の基本的設備を有し、ワーケーション利用者が利用可能なワーク環境を提供する施設

  • ビジネスマッチング:
  • ワーケーション利用者向けのマッチング機会の提供

  • ビジネスイベント:
  • ワーケーション利用者が参加可能なイベントの実施

  • 視察・研修:
  • 視察の受入や、チームビルディング等の人材育成、事業創造に資する研修

  • アウトドア・体験:
  • キャンプ、トレッキング等の自然体験や、まち歩き、絵付け体験等の歴史・文化体験等を提供すること

  • 観光・文化施設:
  • 主に観光客の利用を目的とした、福岡市の魅力を伝える施設、または市の文化・芸術に関する展示等を行う施設

  • 交通:
  • 乗車等を通じて福岡市の観光的魅力を伝える交通サービスの提供

  • 宿泊:
  • テレワークのできる環境や、長期滞在向けプラン等、ワーケーション利用者にとって有益なプランや設備を有する宿泊施設

  • サポート等:
  • ①他のパートナーがワーケーション推進に取組むための商品開発や機能強化を行う際のサポート
    ②その他、福岡型ワーケーション推進に寄与するサービスの提供
    【パートナーのメリット】

  • ホームページ及びコーディネーターによる「パートナー」のサービス紹介(6月中旬開始予定)
  • ②パートナーのサービスを組み合わせたワーケーションツアーの造成・販売 等(6月中旬開始予定)

    (参考:福岡型ワーケーション推進に向けた「パートナー」の募集について _ お知らせ _ 公益財団法人 福岡観光コンベンションビューローより抜粋)

    GoTo→ワーケーションで需要回復を

    ご存じの通り、2021年3月現在「GoTo」は停止中です。この状況で福岡市は、昨年11月以降、観光を主な目的としない「ビジネス出張の宿泊プラン」を割引の対象から除外しました。それに伴い、昨年12月の市内ホテルの宿泊稼働率は41・2%までダウン。コロナ禍前が80%近くだったことと比較してみても、出張するビジネスマンが来訪者の多くを占める福岡市では、「GoTo」の恩恵をやや受けにくい状況だったといえます。このため、市はGoToではなく、ワーケーションの推進によって需要の回復へと繋げていきたい考えです。
     

    九州7県の新型コロナウイルス累計感染者数の移り変わりもチェック

     
    九州7県でも、全国的な新型コロナウイルスの感染者数拡大に伴って、数字は上がってきています。福岡市は人口が多いため顕著ですが、この状況によって市は柔軟な対処を迫られることもあるでしょう。
    (参考:【新型コロナ】九州の感染者数の推移と国内の感染状況|【西日本新聞ニュース】

     

    福岡市について


    福岡市(ふくおかし)は、福岡県西部に位置する市です。福岡県の県庁所在地であり、政令指定都市でもあります。近畿地方以西の西日本では2番目、東京23区を除いた全国の市では横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市に次ぐ5番目の人口(約160万人)を擁し、九州地方の行政・経済・交通の中心地として同地方では最大の人口を有しています。
    (画像・情報ともに福岡市 – Wikipediaより抜粋・編集)
    大都市でありながら、東京や大阪、他の地域のどことも違う趣があり、ビジネスや観光で訪れる人の絶えない福岡市。ワーケーション先としては自然豊かな地域ばかりでなく、こうした大都市から大都市への流入も見込まれています。

    都心からは、新幹線で5時間半、飛行機なら2時間足らずで行くことができ、大変手軽なアクセスも魅力の一つです。

     

    ■本件に関するお問い合わせ

    福岡市役所
    〒810-8620 福岡市中央区天神1丁目8番1号
    代表電話:092-711-4111
    市役所開庁時間:午前8時45分~午後6時
     

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