雇用の問題は格差によるものなのか?増え続けるフリーランス

雇用の問題は非正規雇用が増え続け、リーマンショック後、一度は緩やかに完全失業率が戻ったが徐々に貧困化も進み、日本社会の社会的格差が広がっていると言われています。

しかし、大企業中心に企業の雇用が進み改善幅が大きいと言えますが、中小企業が多い中、非正規雇用の収入で家計を支える労働者が増えていますが、企業がコスト削減を重視して非正規雇用を増やした結果、本来は正社員を望みながら、非正規社員として働かざるをえないという現実があるのです。

独立行政法人労働政策研究・研修機構の新型コロナウイルス感染症関連情報: 新型コロナが雇用・就業・失業に与える影響 国内統計:完全失業者数より抜粋

日本の中小企業の数

日本では、中小企業は、我が国421万企業のうち99.7%を占め、従業者数・付加価値額(製造業)においてもそれぞれ7割、5割以上を占めるので、ほぼ日本は中小企業で支えられているといってもいい数値かと思います。workation023

しかし、アベノミクスの効果により、大企業の利益率は伸び、大企業の雇用が進み、中小企業では利益率が上がったものの大企業の利益率まで企業がコスト削減を重視して非正規雇用を増やした結果で非正規が増えている結果となっていおります。

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増え続ける非正規社員と増え続けるフリーランス

上記の資料は、フリーランス・タレントプラットフォームのランサーズの発表した、「フリーランス実態調査 2019年度版」を実施、2019年5月13日にその結果を発表、フリーランス人口は過去5年間で177万人増加し労働人口比率では17%と増加の傾向だったが、現在は横ばいとはいうものの、2020年3月の新型コロナウイルスの影響でこれがどう影響するかは解らないがこれからリストラ・レイオフなどで、非正規雇用が増加しフリーランス人口が増えることも予想される。

増え続けるフリーランスの年収は?

2017年の総務省の就業構造基本調査<表1>は正規職員88万人、フリーランス27万人の年間所得の分布になり、フリーランスの年収は「300万円未満」が6割、「1000万円以上」は4.7%と多くが得300万円台で働く時間は年300日・週60時間以上と非常に長い印象。

総務省:就業構造基本調査より抜粋

 

雇用されないフリーランスの時給は?

増加傾向であるフリーランスではあるが、以下<表2>を見ると現実は非常に厳しい。低収入で労働時間も際限がなく、時間給の分布にするとフリーランスは時給500円未満が31.2%と最も多く、44.8%が時給750円未満で最低賃金を割っている現状が取れて見れる。

総務省:就業構造基本調査より抜粋

リーマンショック後から非正規労働者が増え、大企業は利益率が回復していた矢先だ、コロナの影響でフリーランスも増加し、働き方の変化、そして雇用の考え方の変化がありこれからも非正規の方が増え続けていくのではないか?と予想されます。

 

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